出っ歯 |
上の歯列が下の歯列より前に飛び出た状態。単に上の歯が飛び出ている場合もありますが、下顎が小さすぎたり上顎が大きすぎたりするために起こります。審美性の問題のほか、発音障害や顎関節のトラブルの原因となります。また、唇が閉じにくくなります。 |
受け口 |
かみ合わせが上下逆になり、下の歯列が上の歯列より前に飛び出た状態。単に下の歯が飛び出ている場合もありますが、上顎が小さすぎたり、下顎が大きすぎたりするために起こります。審美性の問題のほか、発音障害や顎関節のトラブルの原因となります。 |
すきっ歯 |
歯と歯の間に大きく隙間があいている状態(乳歯によく見られる症状ですが、永久歯が生えてくるスペースを確保しているにすぎないため問題ありません)。空気が漏れ、サ行などが発音しにくいなどの発音障害が出ます。食べかすも詰まりやすいので虫歯や歯周病の原因となります。 |
八重歯 |
犬歯が歯列から外れて飛び出た状態。一見チャーミングといわれる八重歯ですが、それは日本だけのようです(欧米ではドラキュラの歯のようだと忌み嫌われているようです……)。歯と歯が重なり不衛生になりやすく、虫歯や歯周病の原因となります。 |
開咬 |
奥歯をかみ合わせた時に、前歯だけがかみ合わない状態。常に上下の前歯があいた状態なので、発音障害や咀嚼機能障害の原因となります。奥歯ばかりでかむために、歯や顎に必要以上の負担がかかります。丸飲みになりやすく、消化不良を起こすこともあります。 |
過蓋咬合 |
上の前歯が極端に深く下の前歯に被さった状態。下の前歯で上顎の歯肉を傷付けて、歯肉炎になってしまったり、顎関節症を引き起こして口があまりあけられなくなったりします。この症状は年々悪化する傾向にあり、顎に与えるダメージも大きくなります。 |